松見早枝子のオージー・ビーフ&ラムでビューティーライフ

お肉とサラダのビューティーなマリアージュ

活性酸素はアンチエイジングの大敵

みなさまはじめまして! 今月からこのページを担当させていただくことになった料理研究家、ビューティーレシピストの松見早枝子です。ヘルシーで美容に良いレシピを提案している私も、大のお肉好き! 実はお肉は美容や健康に欠かせない食材。カギとなるのは調理法や他の食材との組み合わせバランスです。

そこで今回のテーマは「お肉とサラダのビューティーなマリアージュ」です。「マリアージュ」とはフランス語で「結婚」のこと。同時に料理とワインの相性を指す言葉でもあります。実は「お肉とサラダ」にも、美容効果がアップする組み合わせ術があるのです!

突然ですが、みなさまは「活性酸素」という言葉を聞いたことがありますか? 活性酸素は、呼吸や食事といった私たちの生命維持に必要な活動で、やむを得ずつくられてしまう酸化力の強い物質です。活性酸素は老化を促進し、生活習慣病を引き起こす要因にもなる、アンチエイジングや健康の大敵です。普通、体内の「酵素」が活性酸素を消去してくれる働きがありますが、実はこの「酵素」、加齢とともに減り、働きも衰えてしまうのです。

そういった害を防いでくれるのが、「抗酸化ビタミン」! 特にビタミンA、C、E(通称ビタミンエース)です。そして、減っていく酵素を補うためには、酵素がたっぷり含まれた「生の野菜や果物」をとることが効果的なのです。

オージー・ビーフ+野菜=美肌効果!

ここでおすすめしたいのが、「生野菜+カラフル野菜のサラダ」! お肉と合わせれば、酵素のパワーが消化を助け、活性酸素の生成を抑えることができます。しかもビタミン群の働きで、食事による体の酸化も抑えられるのでうれしいかぎり。良質たんぱく質やビタミン・ミネラルが豊富なオージー・ビーフと合わせれば、コラーゲンの生成も促進されて、美肌も期待できるというトリプル効果なのです!

お野菜は色が栄養! サラダを作るときは、なるべく色とりどりになるように気をつけて。温野菜を加えてもOKです。酵素の含まれた生のキャベツやレタス、ベビーリーフといった葉っぱ類に、ビタミンA・Cが豊富なパプリカ。それにかぼちゃやアーモンドスライス、アボカド、そしてグレープシードオイルを使ったドレッシングでビタミンEを加えると、ビタミンACEが一緒にとれるのでおすすめです。もちろん全部揃わなくても大丈夫!

今考えると、私が大学の時にフランスの家庭にホームステイしていた折、メインが99%お肉料理という家で、毎日メインの後に出てきたのが生野菜のサラダ。日本では前菜にサラダが出るので、「なんでだろう?」といつも不思議に思っていましたが、お肉をよく食べる地域ならではの知恵だったのですね。体に良いと、おいしく感じるのが人間。ボリュームある肉料理の後に、さっぱりした冷たいサラダがとてもおいしく感じたのを覚えています。肉料理にサラダ。ぜひ試してみてください!

シチューのキホン! オージー・ビーフの赤ワイン煮込み

材料

[2人分]

オージー・ビーフ
(煮込み用)
400g
  
< 香味野菜 > 
にんじん1/2本
たまねぎ1個
セロリ1/2本
にんにく3かけ
パセリの茎適量
  
赤ワイン
120cc+カップ1
塩こしょう適量
小麦粉適量
オリーブオイル適量
バター20g+20g
玉ねぎ*11/4個
(みじん切り)
カップ2
洋風スープの素*210g
ローリエ*32枚
砂糖小さじ1
(仕上げ用) 
小玉ねぎ8個
にんじん1本
パセリの葉
(みじん切り)
適量
  
*1手に入ればエシャロット4本
*2手に入ればフォン・ド・ボー1本(30g)
*3あればブーケガルニもプラス
作り方

 

  1. ビニール袋にオージー・ビーフと2センチ角のざく切りにした香味野菜と赤ワイン120ccを入れて袋の口を閉じ、一晩つけておく。
  2. 1をザルでこして、出汁とオージー・ビーフ、香味野菜に分ける。
  3. 2のオージー・ビーフに強めに塩こしょうし、まわりに小麦粉を薄くはたいてオリーブオイルを熱したフライパンで表面を焼き付け、皿に取る。そのフライパンで2の香味野菜もしんなりするまで中火で炒める。
  4. 鍋にバター20gを熱してみじん切りにした玉ねぎを炒め、キツネ色になったら3のオージー・ビーフと香味野菜を入れ、2の出汁と分量の水を注ぐ。洋風スープの素とローリエも加えて中火で煮立たせたら、アクを取って蓋をし、弱火にして1時間ほど煮込む。時々アクを取りながら、焦げ付かないようにやさしくかき混ぜる。
  5. 4に赤ワインカップ1(*1)と砂糖を加え、さらに1時間煮込む。
  6. 仕上げ用のにんじんは、横3等分し、上部は縦4等分、下部は半分に切って面取りし、小玉ねぎと共に塩を加えた熱湯で10分ほどゆでる。
  7. 5からオージー・ビーフだけ取り出して皿に盛り付け、残りの煮汁を目の細かいザルかストレーナーで漉して、香味野菜を取り除いたソースを弱火にかけ、バター20gを加えて溶かし、塩こしょうで味を調えて6の野菜を加えてひと混ぜし、ビーフを盛り付けた皿にかける。パセリを散らす。

*1:あれば赤ワインカップ1の半量をポートワイン(ポルト酒)にすると、よりコクのある味になりますよ。

オージー・ビーフの赤ワイン煮込み
牛肉と香味野菜と赤ワインをしっかり漬け込むことで、お肉がやわらかくなり、しっかりと味がなじみます。
ここがポイント! ここがポイント!